赠送原文
“お・も・て・な・し” 2020年の東京オリンピックに向け、日本人の外国人観光客への”おもてなし”に注目が集まっています。私たち日本人が普段当たり前だと思っていることのなかにも海外の人へ向けた”おもてなし”がたくさんあるのを知っていますか。なかでも日本のトイレには、外国人が思わず感動してしまうような日本人の細かな心配りが至る所にあるんです。
そこで今回は日本人にとっては”普通”なのに、海外から来た人は感動する日本のトイレの素晴らしさを探ってみましょう。海外のトイレ事情と比べて素晴らしいポイントを14紹介します。いかに日本のトイレがすごいかわかるかも…?
1. 無料 日本のトイレはどこでも無料。日本人にとっては当たり前ですが、トイレが有料のヨーロッパからの人はこれにまず感動します。例えばフランスでは、駅やデパートのトイレは1回50セントが平均です。ヨーロッパの中でも観光客の多い地域(ベネチアなど)はどこもトイレが1ユーロ(140円)します。 2. キッズトイレ 日本の大型ショッピングセンターなどにある子ども用のトイレ。大人とは別にすることで女子トイレでの行列を避けることもでき、子どもにとっても自分に合ったサイズなので使いやすくて一石二鳥。こんなトイレ、海外ではなかなかお目にかかれません。 3. 音姫 「音姫」の存在に驚いて、感動しました(ロシア/女性/20代後半)(オランダ/男性/30代前半) 音を気にするのはどうやら日本人だけではないようです。外国人からすると「こんな発想はなかった!」と感心するのかもしれません。 4. え?しゃべった? 「このトイレは自動で水を流します」という音声。初めて日本のトイレに入る外国人はビックリして辺りをキョロキョロ見回しちゃうかもしれません。外国人のために英語音声バージョンをつくってみるとおもしろそう。 5. トイレットペーパー まさかトイレットペーパーにも日本の職人技が?そうなんです。日本のトイレットペーパーは何といっても”やわらかさ”が違うんです。一度使えば手放せなくなる「おしり思い」なトイレットペーパーは外国人ウケも抜群です。 6. 紙流してもOK 日本人にとっては当たり前ですが、アジア地域では使ったトイレットペーパーを便器に流してはいけない国もあります。排水管の直径が狭い、水で分解するトイレットペーパーを作れないなどの理由から使った紙はゴミ箱に捨てるという国も少なくありません。 7. 便座がついている 便座がきちんと設置されていることも良い点。ヨーロッパでは便座が最初から付いていない女性には不快なトイレも多いです。海外では公衆トイレに便座がついていると盗まれる…という一説も。 8. やっぱりウォシュレット9. 赤ちゃん椅子 ママがトイレに入っている間、赤ちゃんを座らせておける椅子が日本のトイレには設置してありますが、海外でこれを見たことはありません。 よく考えるとすごく便利で素晴らしいアイデアですよね。海外にもそのうち登場してくるかもしれません。
10. アクセサリー これは外出先での公共トイレではなく、日本の家庭用トイレのびっくり。日本の家庭用トイレには、トイレマットや便座カバー、トイレットペーパーホルダーにトイレ用スリッパなど様々なアクセサリーがありますが、海外の家庭のトイレにはこんなにいろんなグッズはあまりありません。
11. 非常ベル 日本の公共トイレにはひとつひとつの個室に非常ベルが備え付けられているところも珍しくないですが、これも海外ではあまり目にすることがありません。日本は高齢者の数が多い点や社会のバリアフリー化に力を注いでいる点が影響しているのかもしれません。 12. あったか~い 冬でも便座はあったか~い。これには外国人も単純に感動するそうです。 13. 着替え台 最近増えてきている着替え台も日本のトイレの進化です。子どもだけではなく大人も使えて、ちょっとした着替えをしたいときに非常に便利です。海外にもおむつ交換台はありますが、さすがに着替え台はありません。「かゆいところに手が届く」これがまさに日本のおもてなしではないでしょうか。 14. 何といってもキレイ!そして何といっても日本のトイレは掃除が行き届いていてキレイです。使った時の不快感がない点が素晴らしいです。掃除をしてくれる人に感謝をする意味でも、利用する一人一人がキレイを心がけて気持ち良く使いたいですね。 まとめ 紹介した14のなかには当たり前すぎることもありますが、相対的に見て、やっぱり日本のトイレはすごかった!外国人が感動するのもうなずけます。日本のトイレは利用者に向けた真心とアイデアにあふれた空間です。 たかがトイレ、されどトイレ。 トイレは日本の誇りだと言っても過言ではないかもしれません。 |